1年生 7月号 「離れていても」
学校が始まって1か月、ようやく部活もスタートし「中学校生活ってこんな感じ?」が掴めてきた頃だと思います。勉強、部活、委員会活動と本当にやることは盛りだくさんです。
「こんなにたくさんのことができるかなあ・・・」
と不安に思うこともあるでしょう。でも、中学生のパワーは本当にすごいもので、苦労はしつつも、乗り越えてしまうのです。まずは、楽しんでいきましょうね。
とはいえ、まだまだ新型コロナウイルスの影響は続いています。第一波は収束したといえますが、移動自粛や、休業要請が解除された今、再度気を引き締めていかなければいけないと感じています。
私は美術が好きなので、こんな時だからこそのアートの力に注目しています。
ブログで触れたアマビエもその一つですが、現代のアーティストも、様々な作品を発表しています。
まずはバンクシー。素性不明の芸術家として有名です。
彼は、医療従事者への感謝の気持ちを絵で表現しました。
(↓クリックすると表れます。)
幼い子どもは、アメリカで正義のヒーローとして描かれる
バットマンやスパイダーマンの人形を選ばず、
看護師の人形を「新たなヒーロー」として掲げています。
そして、岐阜新聞に掲載された広告。
(↓クリックすると表れます。)
これは新聞社入社2年目の社員さんがデザインしました。
この写真では、すぐに読み取れてしまうかもしれませんが
実際の新聞は大きいので、近くで見ると水玉の幾何学模様にしか見えません。
しかし、2メートル離れることでメッセージが見えるように仕掛けられています。
押しつけずに、ソーシャルディスタンスを伝える、
なんとも日本らしい優しい広告ですね。
今だからこそ改めて感じる、人の優しさや感謝の気持ち。
友達とたくさん話ができなかったり、授業でも班で意見交換ができなかったりと歯がゆい場面もたくさんありますが、離れていても、伝わる気持ちはちゃんとあります。
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