5月14日(木)3年社会解説その2
[日清戦争]
この戦争以降、日本は戦争の時代にはいっていきます。①戦争のきっかけ②条約の内容③戦争後の影響をセットに覚えておくと良いでしょう。
ここでは、日清戦争前のアジアの情勢をおさえて下さい。朝鮮半島を巡って、日本・清・ロシアの関係をしっかりと理解して下さい。あと、条約の内容です。特に遼東半島の位置や賠償金の使い道などはこの後にも内容でてきます。しっかりとチェックしておきましょう。
[三国干渉]
遼東半島をめぐって、ロシアと日本の争いが始まります。ロシアはドイツ・フランスとともに、日本に遼東半島の返還を日本に求めるわけですが、そのねらいは遼東半島を手に入れることです。この事件をきっかけに、ロシアとの対立が深まり、日露戦争につながっていきます。
[日清戦争後の日本]
藩閥政治→政党政治へと変化する第一段階です。議会の予算を承認してもらうため、藩閥政府も政党の協力が必要になり、政党の力が強くなります。立憲政友会(伊藤博文が結成)が今後政党の中心となっていきます。